若い世代の人でも一度は耳にしたことがあるかも知れない名曲「We Are The World(ウィ・アー・ザ・ワールド)」。
新型コロナウイルスで世界中の人々の命が奪われ、生活が一変してしまった今まさに、再び世界の人々の心を一つにする為に聴きたい曲だ。
この度、ライオネル・リッチーが、新型コロナウイルス対策支援として最新作の「We Are The World(ウィ・アー・ザ・ワールド)」発表しました。
「We Are The World(ウィ・アー・ザ・ワールド)」とは
「We Are The World(ウィ・アー・ザ・ワールド)」はアフリカの飢餓と貧困層を解消する目的で作られたキャンペーンソングで、1985年にアメリカで発売された歌です。
作詞・作曲はマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーが共作で行い、プロデュースはクインシー・ジョーンズが担当し、沢山の著名なアーティストが参加してレコーディングが行われました。
この曲の売り上げは全てチャリティーとして寄付をされています。
また、2010年にもハイチ地震被災者救援のためにメンバーを一新して再リリースされている。
1985年版のオリジナル「We Are The World(ウィ・アー・ザ・ワールド)」
著名なアーティストが大勢参加し、その迫力は英語が解らなくても一度聴けば心が揺さぶられること間違いなし。
ちなみに参加されているアーティストは、ライオネル・リッチーをはじめマイケル・ジャクソン、ブルース・スプリングスティーン、シンディ・ローパー、ダイアナ・ロスなど40名以上のミュージシャンが参加しています。
こちらの動画は、チャンネル作者の「keiさん」が素敵な和訳をされています。
作詞をしたマイケルジャクソンとライオネル・リッチーの平和への情熱が胸に迫りますね。
2010年版「We Are The World 25 Years for Haiti」
2010年1月12日に発生したハイチ地震による被災者支援のため、クインシー・ジョーンズとライオネル・リッチーが同年2月1日に「We Are The World 25 Years for Haiti(ウィ・アー・ザ・ワールド:25 フォー・ハイチ)」として再レコーディングを行いました。
歌い出しトップがまだあどけなさが残るジャスティン・ビーバーなんです。
そして全体的にラップが効いた仕上がりになっています。
2020年版「We Are The World(ウィ・アー・ザ・ワールド)」
今回、ライオネル・リッチーが審査員を務めるオーディション番組「アメリカン・アイドル」の5月17日(現地時間)に放送されたシリーズ最終回の中で、新型コロナウイルス対策支援として第3弾を発表しました。
参加アーティストはケイティ・ペリー、ルーク・ブライアン、そして同番組の優勝者であるジャスト・サムをはじめ、スケアリープールパーティー、ファンタジア、ギャビー・バレット、ジョーダン・スパークス、キャサリン・マクフィー、ケリー・ピックラー、レイン・ハーディ、ローレン・アライーナ、フィリップ・フィリップス、ルーベン・スタッダード 、スコッティ・マクレアリーが参加している。
歌い出しはオリジナルと同様にライオネル・リッチーからになっているのも感慨深いですね。
現在、アメリカは新型コロナウイルスの為に外出規制がかかっており参加アーティストがそれぞれの場所でレコーディングを行い、無人のNYグランド・セントラル・ステーション、ラスベガスのストリップ通り、グランド・キャニオンなどの著名なランドマークに映し出される形で編集されている。
まとめ
3つの「We Are The World(ウィ・アー・ザ・ワールド)」を聴き比べてみるのもいいですよね。
いつの時代も人々は平和を願っています。
新型コロナウイルスで世界中が苦しんでいる今こそ、「We Are The World(ウィ・アー・ザ・ワールド)」を聴いて世界中の心を一つにしてこの危機を乗り越えて行きましょう。
そして、この曲を知らない若い世代の人達にも是非聴いてもらって世界平和を願う気持ちを受け継いでいって欲しいと思います。