ヘナで白髪染めって髪にも地肌にもいいって聞くけど、どうやって染めればいいのって思っていませんか。
48歳で2人の孫持ち、美容商品モニター歴5年のおはぎです。
しかし、ヘアカラーのやりすぎで髪は傷む一方です。
私は、半年前から白髪染めを市販のヘアカラーからヘナに変えました。
今回は、私が実際に行っている初心者でも簡単にヘナを使った白髪染めのやり方を解説していきます。
- ヘナで白髪染めをするための事前準備
- ヘナで白髪染めをする5つのステップ
- ヘナで白髪の染まり具合を紹介
ヘナは100%天然の植物性で、ノンジアミンなので安心して使ってもらえます。
白髪に悩むすべての年代の方のお役に立てれば幸いです。
先ずは私がどうしてヘナを使って白髪を染めようと思ったかを簡単にお話ししますね。
Contents
ヘナで白髪を簡単に染められるやり方はないか悩んでいました
ヘナはミソハギ科シコウカ(指甲花)という植物を粉末にしたものです。
植物を使った染料なので、安全性も高く以前から白髪染めとして気になっていました。
ヘナで白髪染めをしようと思ったきっかけ
私が白髪を気にするようになったのは30代の半ば頃でした。
しかし、どんどん白髪が増えていき気が付いた時には月に1回はヘアカラーをしないといられない状態になっていたんです。
負のループを繰り返した結果、私の髪は痛んでバサバサになっていきました。
そして恐ろしいことに「薄毛」になって来たのです。
ずばりヘアカラーを止めようと思ったきっかけは「薄毛」です!
ヘアカラーを使うと地肌にも色が付いてしまい髪が薄くなってきているので、色が付いた地肌も見えてしまっていました。
そんな時にヘナは髪と地肌への負担が少なくトリートメント効果もあると知って、ヘナで白髪を染めることにしました。
5ステップのヘナ染めを完成させた経緯
そこで、ヘナで白髪を染めるやり方についてインターネットで調べまくりなるべく手順を省き簡単に出来るやり方を自分なりに完成させました。
ヘナのみで髪を染めると、白髪にオレンジ色が入るのですがもう少し黒色に近づけるためには「インディゴ」で再度染めなくてはなりません。
- ヘナで染める
- インディゴで染める
この工程をなくすために、ヘナにインディゴが既に混ざっているものを使うことで1つ工程を減らすことが出来るのです。
では、5ステップのヘナの白髪染めを行うために準備をするものを見ていきましょう。
ヘナで白髪染めをするための事前準備をしよう
ヘナで白髪を染めるには、一通り用意をしなくてはならない物があります。
事前準備はこちら
- ヘナ染めに必要な道具を用意する
- ヘナ染めをする前日に行う準備
では、事前に準備をする道具と、髪を染める前日に行う準備をそれぞれ説明していきますね。
ヘナ染めに使う道具を用意しよう
上の画像が実際私がヘナで白髪を染める時に使っている道具です。
ヘナ・・・・・・・・・お好みのものを用意(私はマックヘナを使用)
桶・・・・・・・・・・ヘナを混ぜる容器として使用
泡だて器・・・・・・・ヘナを混ぜる道具として使用
刷毛・・・・・・・・・ヘナを髪に塗る時に使用
ビニール手袋・・・・・ヘナを髪に塗る時に手が汚れるのを防ぐため
ケープ・・・・・・・・ヘナ染めで服が汚れるのを防ぐため
ラップ・・・・・・・・ヘナを塗った後に髪全体に巻くために使用
タオル・・・・・・・ラップの上に巻くため
ヘアキャップ・・・・・ヘナを塗りラップとタオルをを巻いた後に使用
ティッシュ・・・・・・顔などにヘナがついてしまったときなどに使用
新聞紙・・・・・・・・ヘナ染めをしている場所の汚れを防ぐために敷く
この他に、ヘナを塗る前に生え際にクリームを塗ると万が一顔周りにヘナがついてしまっても色映りを防ぐことができます。
クリームはどんなものでも構いません。
マックヘナについて
私が使用しているヘナはマックヘナのナチュラルブラウンです。
マックヘナは100%天然植物成分で不純物を含んでいません。
ヘナは100%だと白髪がオレンジ色に染まるのですが、私は職業上あまり明るい色に髪を染めることができないので、インディゴ入りのナチュラルブラウンを使っています。
ヘナとインディゴをブレンドすることによって、髪がオレンジではなく自然な黒髪に近い色に染め上がるのです。
100g入りで肩までのボブで約3回使えるので、コスパもとても良いと言えます。
ヘナ染めの道具一式について
ヘナ染め専用のヘアキャップや刷毛はなかなか近くの店舗では売っていませんでした。
そこでネットで探していると、道具が揃ったセットがあったんです。
こちらはヘアキャップ・刷毛・ケープ・ゴム手袋の4点セットなので1つ持ってるだけでとっても便利!
ヘアキャップは保温性が高いアルミキャップになっているので、ヘナ染めでは必須アイテムですよ。
他の桶や泡だて器などは100円ショップで揃えました。
ヘナ染めをする前日にもやることがあるよ
道具を揃えたら、いざヘナで白髪染めをしよう。
前日の夜にやってもらいたいのは、「頭皮のオイルマッサージ」です。
実は、ヘナ染めは頭皮や髪の油分を奪います。
何度もヘナ染めを経験していると髪のパサつきや頭皮のかさつきなどは解消されますが、初めのうちは髪がごわついたりしがちなんです。
オイルは手持ちのもので構いません。
やり方は次のステップを踏めば簡単です。
- シャンプーをする30分から1時間前に、地肌にオイルをつけて刷り込んでいきます。
- 髪を何回か分けながら数か所に刷り込むと地肌全体にオイルが行きわたります。
- 最後に指で地肌全体を優しくマッサージをしましょう。
- 最後にシャンプーをします。
地肌のオイルマッサージはとっても気持ちがいいです。
ヘナ染めをする時以外でも、地肌の環境を保つためにも定期的に行うと地肌がスッキリします。
ヘナで白髪染め、やり方は5つのステップを踏もう
ヘナで白髪を染めるやり方は5つのステップを順番に行いましょう。
はじめは「面倒だな…」と思うかも知れませんが、慣れてしまえば意外に簡単。
私のように「月一でヘナで白髪を染める」とか「3週間に1度のペースで染める」といった髪を染める周期を決めておくと予定が組みやすいですね。
ヘナで白髪を染めるステップは
- ヘナのペースト作り
- ヘナを髪に塗布する
- ヘナを塗ったら1時間以上放置
- 髪を洗い流す
- 髪を乾かす
ではそれぞれ詳しく説明していきましょう。
ステップ1:ヘナのペースト作り
ヘナのペーストを作っていきます。
桶にヘナの粉を入れます。
私は肩より少し短いくらいのボブで、100g入りを約3回使っているので30g位が1回の量になります。
ヘナの粉にお湯を注いでいきます。
お湯の温度は60度位のぬるま湯がベストです。
あまり温度が低いと発色が良くないので、ここはいい加減にならず60度を目安にぬるま湯を使って下さい。
ぬるま湯を少しずつヘナの粉に加えていき、泡だて器で混ぜていきます。
要はダマにならないように混ぜるのがポイント!
出来上がりの目安は「マヨネーズ位の硬さ」とみなさん表現されています。
この画像からでもペーストの具合が伝わるかと思いますが、あまり硬すぎると塗りにくいですし、柔らかすぎると垂れてきてしまします。
お湯の加える量を調整しながら、混ぜていきましょう。
ステップ2:ヘナを髪に塗布する
ヘナがペースト状になったら髪に塗っていきます。
服にヘナが付かないように、首元にタオルを巻いてその上からケープを着ます。
ヘナを塗っているとどうしても顔にも付いちゃうのですが、生え際にニベアなどクリームを塗ると色映りを防ぐことができます。
最後に髪を洗う時に顔も一緒に洗えば、顔に付いたヘナはほぼ落ちるので、念のためのクリームはやったほうがいいかな~というレベルです。
そして、ゴム手袋を装着して気になる生え際から塗っていきましょう。
私は刷毛を使用していますが「使い古しの歯ブラシ」や「ヘアブラシ」など使う人もいます。
直に手にヘナを取って塗っていくという人も結構いるので、自分のやりやすい方法で塗って構いません。
自分が気になる部分にヘナがしっかり塗られるようにどんどん塗っていきましょう。
あまりのんびりやっているとヘナの温度もどんどん下がってしまします。
全体的に塗れたら、髪が長い人は頭のてっぺんんでお団子を作る要領で一つにまとめます。
写真のように耳に付いちゃっていますが、洗えば落ちるのであまり気にせず次のステップに進みましょう。
ステップ3:ヘナを塗ったら1時間以上放置
ヘナを塗り終わったら、ラップを巻きつけます。
ヘナは乾燥すると染まりが悪くなってしまうからなのです。
自分でラップを頭に巻くのは結構大変だったりします。
次にラップの上からドライヤーで温めます。
温めたら直ぐにその上からタオルを巻きます。
ドライヤー当てたらタオルでほかほか♪
そしてそして、さらに保温を高める為にヘアキャップを被ります。
この状態で私は1時間半から2時間位放置します。
ヘナは自然由来の成分で出来ているので、通常のヘアカラーのように放置時間を守って洗い流さなくても髪や地肌に悪い影響はありません。
一晩このまま放置の人もいるくらいですが、さすがにこのままでは寝ずらいですからね。
長くても2時間位がベストではないかと思います。
放置時間には、普通に家事などをしいてもらって大丈夫です。
時間を有効的に使いましょう。
\\時短で最長の放置時間の「寝ヘナ」のやり方についてはこちらをご覧ください!//
ステップ4:髪を洗い流す
1時間以上放置した後、いよいよ髪を洗い流します。
ヘアキャップとラップを取ると、ヘナが髪の上でかなり乾いて硬くなってきているのではないでしょうか。
ヘナはお湯でサラッと綺麗に流し落ちてはくれません。
根気強く髪に絡みつくヘナを洗い流していきましょう。
はじめは緑色のお湯が流れ出ますが、次第に綺麗なお湯に変わっていきます。
しかし、綺麗になったかなと思ってすすぎをあまり早い段階で終えてしまうと地肌にヘナが残っていますので、髪を乾かす時に手が緑に染まることになりかねません!
そして洗い流した後、最も注意してもらいたいのが
ヘナで白髪染めをした当日は、シャンプーをしないこと!
ヘナのみで白髪を染めた場合は、当日シャンプーをしても発色には問題ないようなのですが、私のようにインディゴ入りのヘナは当日のシャンプーはNGです。
インディゴは発色するまでに水に溶けやすい成分なのです。
ヘナの発色は時間と共に徐々に染まっていくので、綺麗に発色していない当日はお湯のみで洗い流して下さい。
どうしても髪のゴワつきが気になるようなら、毛先に少しだけトリートメントを付ける程度に留めましょう。
ステップ5:髪を乾かす
髪を洗い流したら、丁寧に髪を乾かしていきます。
ステップ4の洗い流す段階で、手抜きをすると髪をタオルで拭いた時にヘナの緑の色がタオルにも付いてしまいます。
綺麗に洗い流されていれば、タオルドライの段階では色がタオルには付着しません。
あまり髪を刺激しないように、優しくタオルドライした後はドライヤーで乾かしていきます。
この時、タオルには付かなかった緑色が多少手やブラシに付くことがあるので要注意です!
丁寧に乾かした髪は、多少重みを残した仕上がりになります。
また、ヘナの草のような香りが気になる人もいるかも知れませんが翌日シャンプーをすればスッキリ香りもなくなりますので安心して下さい。
次に、実際のヘナでの染まり具合を見てみましょう。
ヘナで5ステップのやり方で白髪を染めた実際の染まり具合
ヘナで白髪染めをしたら、どの程度染まるのかが一番気なるところですよね。
通常のヘアカラーは、キューティクルを開き髪の内部に染料が入り込むのに対してヘナは髪の表面に色が付いて発色します。
ヘナではじめて染めたという方よりも、繰り返しヘナで染めている人の方が色も濃く発色も良くなっていきます。
そんな私もヘナで白髪を染めはじめて半年が経ちました。
実際の染まり具合を紹介します。
ヘナで染める前と後の比較
こちらはかなり白髪が目立っている状態で、ヘナ染めをする前の画像です。
この白髪を、先に紹介した5つのステップを踏んでヘナ染めをしました。
こちらが、ヘナ染め後の画像です。
当日は少し緑がかった発色ですが、一日置いてシャンプーをし段々ブラウン系の色に落ち着いていきます。
髪のカラーバリエーションを楽しみたい方にはヘナ染めは向かないですが、髪と頭皮の健康を重視しそこまで髪色にこだわらなければヘナ染めはおすすめです。
次に私が実際にヘナで白髪染めをはじめて感じたことをお話ししますね。
ヘナで白髪染めをはじめて感じたこと
半年間のヘナ染め生活で実感した事は、ズバリ
「抜け毛が減った!!」
これに尽きると言っても過言ではございません。
以前の私は、シャンプーをするたびに排水溝にビッシリと髪が抜け落ちていました。
部屋の鏡の前も抜け毛だらけに直ぐなるので、コロコロをするのが日課になっていたんです。
しかし、ある時シャンプーをした時に全く抜け毛が排水溝になかったことに気が付いたんです。
ヘナ染め意外には髪に特別なことはしていないので、抜け毛が減ったのはヘナのおかげです。
ヘナで白髪染めをした結果、地肌環境が整ってきたのではないかと思います。
その結果、抜け毛が減ったという結果に結び付いたのです。
ヘアカラーのやりすぎで、髪が傷み抜け毛が増えて薄毛に悩んでいた私にとって白髪染めをヘナに切りかえたことは正解だったとしか言えませんね。
最後にヘナで白髪染を染めるやり方をまとめました。
まとめ
ヘナで白髪を染めるやり方を解説しました。
最初は多少面倒と思うのは否めません。
しかし、ヘアカラーを使用続け髪と地肌にのダメージを与えることを考えるとヘナで白髪を染める方法に切りかえるのは賢明といえます。
ポイント抑え5つのステップで白髪を染めれば上手に綺麗に染まってくれます。
- ヘナのペースト作り
- ヘナを髪に塗布する
- ヘナを塗ったら1時間以上放置
- 髪を洗い流す
- 髪を乾かす
現在私は月に1度のペースでヘナの白髪染めをしていますが、はじめの内は色が入りにくいかも知れません。
そんな時は、2週間や3週間に1度のペースで染めてみましょう。
回数を重ねれば重ねるほど色が綺麗に入るようになっていきます。
自然由来が成分のヘナで、美しい髪と地肌を保っていきましょうね。