「働き方改革」で副業がOKの会社も増えて来ました。
自分も副収入を得たいと考えていませんか?
空いた時間を有効活用すれば、副収入を得ることは充分可能となります。
しかし、副業禁止の会社が未だに多く存在しているのが現実です。
会社に副業がばれずに、こっそり副収入を得るにはどのようなことに注意したらいいのかを解説していきます。
Contents
会社に副業がばれてしまうとダメな理由
「副業解禁」などとニュースでも耳にする事が多くなりましたが、実際に副業をしているサラリーマンはどのくらい存在していると思いますか?
NPO法人二枚目の名刺が行った調査「平成平成29年 大企業勤務者の副業に関する意識調査」によると実際に副業をしている社員は16.7%でした。
1年以内に副業に取り組んでみたいと思っている社員は41.7%と現在は副業をしていない社員が副業に対する興味が高いことがうかがえます。
NPO法人二枚目の名刺「平成平成29年 大企業勤務者の副業に関する意識調査」
半数以上の社員が副業をしていたり、やってみたいと思っているんですね!
しかし、副業に対してサラリーマンが多くの興味を示しているにも関わらず、副業を認めている企業というのはまだまだ少数派という現実があります。
ではなぜ副業を禁止している企業が未だに多いのでしょうか理由を見ていきましょう。
理由1.そもそも会社の規則で禁止している
どんなに副業をしたいと思っていても、自分が勤めている会社の就業規則によって副業を禁止されている場合は、企業に属している以上副業はできません。
しかし、日本の法律では副業を禁止しているわけではありません。
皆さんも記憶に新しいと思いますが、2018年1月には「副業・兼業の促進に関するガイドライン」が厚生労働省から発表されました。
これによって、副業を推奨する企業も増えてきていることも事実です。
昨今の「働き方改革」が進みこれからもっと副業解禁の企業は増えるでしょうが、依然副業解禁にはなりそうもない職業もあります。
公務員などはその代表と言えますね。
理由2.本業に支障をきたす恐れがある
本業で8時間勤務しているサラリーマンが、副業をしようとすると空いた時間を有効活用しなくてはなりません。
土日祝日が本業がお休みのサラリーマンが副業を行うとすると、空いた時間はどのくらいあるのでしょうか?
平日、仕事が終わり帰宅をし自宅で出来る副業なら寝るまでの間作業が出来るかもしれません。
自宅ではなくどこかの店舗にアルバイトに行った場合は、そこまでの往復の通勤時間も取られてしまいます。
休日の時間を副業に充てることは充分可能でしょうが、ゆっくり身体を休めることも重要です。
このようにサラリーマンは本業+副業で長時間労働をしてしまう結果となってしまい、疲労が蓄積する可能性が高いです。
特にアラフィフになってくると、体力がなくなっていることを実感することが多いんですよね。。
体力的に副業に多くの時間は割けないなと思います。
結果、本業での仕事でミスをしたり体調を崩してしまい本業を休まなくてはならなくなってしまうことも考えられます。
また、本業では様々なデータを扱っているので、情報の漏洩に繋がる危険性も危惧しています。
本業で得た情報を副業に活用したり、本業の企業の情報をネットに書いてしまう危険性が高いのです。
特に個人情報の漏洩がよく問題になっていますが、自分が漏らした情報があなたの本業の企業に大きな損害を与えるかも知れないと思うと、充分注意しないとなりません。
このように、本業に支障をきたす恐れがあるという観点から、副業を禁止している企業が多いのです。
会社に副業がばれる原因は主に3つ
会社に副業がばれてしまう原因はいくつかあります。
2016年1月にマイナンバー制度が始まりました。
マイナンバーは日本に住民票を有するすべての人に与えられる12桁の番号です。
マイナンバーは「社会保障」「税」「災害対策」の3分野で複数の機関に存在する個人の情報が同一人物として名寄せされるシステムです。
マイナンバーが始まった頃に、サラリーマンの副業も確定申告でばれてしまうのではど懸念されましたが、これは間違いでした。
現在の時点では、「社会保障」「税」「災害対策」以外の目的では使用」されることはありませんのでご安心を。
具体的には以下の3つが会社に副業がばれる原因として考えられています。
住民税の納付方法でばれてしまう
インターネットから特定されてしまう
自ら副業をしていることを言ってしまう
では具体的にどういう事なのでしょうか見ていきましょう。
原因1.住民税の納付方法でばれてしまう
住民税の納税方法によって会社にばれてしまうことがあります。
真面目に住民性を納めているのに、そこから副業していたことが会社にばれてしまうだなんて、なんとも皮肉な話しですね。
しかし、副業が会社にばれてしまう一番の原因が住民税の納付からなんです。
サラリーマンが副業で年間20万円を超える収入があった場合、会社で年末調整をしていても別途確定申告を自ら行わなくてはならないのです。
確定申告の際、納税方法を誤ると会社の収入に副業の収入が合算されてしまい住民税が増えたことによって会社に給料以外の収入があると分かってしまうというわけです。
これを防ぐには、納税の仕方にポイントがあります。
住民税には「普通徴収」「特別徴収」の2種類の納税方法があります。
「特別徴収」の方はサラリーマンが納税をする時に利用する納税方法です。
「普通徴収」は自営業者やフリーランスの方が納税するときに利用する納税方法です。
確定申告をする時には「普通徴収」を必ず選ぶようにすることが重要となります!
これによって副業で得た収入に対する住民税は、自分で納めるようになります。
原因2.インターネットから特定されてしまう
インターネットを介して個人が特定されてしまうと、それをきっかけに誰かが会社に通報する可能性があります。
副業をしていると、集客や情報収集のためにSNSを利用したりブログを立ち上げたりするケースが多いのではないでしょうか。
特に顔出しなどをしている場合は危険です。
個人の住所や本名などは明かしていなくても、顔を出すことによっていつ知り合いに見られるか分からないですからね。
インターネットを利用して副業を行う場合は、個人が特定されないように細心の注意を払う必要があります。
原因3.自ら副業をしていることを言ってしまう
御時から副業をしていることを、つい誰かに言ってしまうことはありがちな話しですが、そこから会社にばれる可能性も充分にあります。
特にある程度の収入を副業から得られるようになると「実はねぇ。。。」と話したくなるのが人というものなのかもしれません(笑)
でも、そこはグッと堪えましょう。
もし、話すのであればリアルな友達ではなく個人が特定されないSNSやブログを介して収入報告をすればいいのです。
また、インターネットではなくリアル店舗で働く場合も、人目に付くフロントに出る仕事だと自ら公言しなくても人目について噂が広まる可能性があります。
リアル店舗で副業する場合は、人目につかないバックグラウンドで働く方が良いでしょう。
会社にばれない副業はクラウドソーシングがおすすめ
では、会社にばれないで副業するにはどんな副業がいいのかと思ってしまいますが、私はクラウドソーシングをおすすめします!
クラウドソーシングなら、会社に所属する必要がなく自分が受け取るお金は給料としてではなく、「報酬」です。
住民税も「普通徴収」で納税するようになります。
何より自宅で仕事が出来ることが大きなメリットです。
他にも
記事を書けば確実に収入に直結する文章を書くスキルが身に付く
好きなジャンルに詳しくなる
空き時間を有効活用することが出来る
自分のペースで仕事を調整出来る
自宅以外でもネット環境さえあれば場所を選ばずパソコン1つで仕事が出来る
とメリットがたくさんあります。
特にサラリーマンの人には自分のスキルの追加にも適している副業と言えます。
クラウドソーシングを利用して仕事を探せば、仕事がなくて困るという事態もありません。
まとめ
副業をしたいけれど会社にばれてら困る、会社にばれない副業はないかなと悩んでいても時間が勿体ないです。
副業はこの先も解禁していく企業が増えて来るでしょう。
副業が解禁されてから、どれにしようかと悩むよりも今から少しずつ副業を始める準備をしておきましょう。
住民税の納付方法に気をつけ、安易に他人に副業をやっていることを公言しない事を肝に銘じ取り組むことが必要です。
どんな副業を選ぶかは、あなた次第ですがはじめは確実に収入に繋がり空き時間で出来る副業を選ぶ事をお勧めします。
副業で、経済的にも精神的にも潤うことが出来たら最高ですね。