緊急事態宣言も解除されて、これから暑くなる時期になるとマスクも夏用にしたくなりますね。
2020年、新型コロナウイルスの蔓延で、マスクが生活の必須アイテムになり、今までマスクをする習慣がなかった人もマスクをしなくてはならない新しい生活習慣の始まりです。
しかし、気温が上がる夏にマスクを付けて過ごすことは意外に苦痛に感じ熱中症を招く危険性もあるのです。
夏もマスクを付けてコロナ対策をしつつ熱中症にならないように快適に過ごせるマスクを紹介します。
マスクの素材別で検証
家庭で使われるマスクの素材は「ガーゼタイプ」と「不織布タイプ」の2つに分かれます。
「ガーゼタイプ」は昔から使われているいわゆる給食マスクですね。
「不織布タイプ」は以前は医療現場で使われていましたが、近年は花粉症の増加により急激に普及し、今では家庭用マスクの9割を占めています。
しかし、一般的な「不織布タイプ」のマスクがウイルスの蔓延によって手に入りずらくなりマスクを手作りする人も増えて、マスクの素材は多様化しました。
使い捨ての「不織布タイプ」のマスクは衛生的でいいのですが、コスパ的には洗えて繰り返し使えるマスクが今は好まれている傾向にあります。
夏に向けて、「洗えるマスクでしかも涼しく過ごせるマスク」を素材別で見ていきましょう。
素材1.和紙
和紙は昔から障子紙や扇子などに使われていて、日本人には馴染みが深いものです。
一見、マスクと和紙って繋がらない気がしますが、和紙で出来たペラペラのマスクというわけではありません。
衣料用にも使用できる強度を持った「和紙糸」という糸を用いて作られています。
和紙糸は速乾性に優れているので、暑くなる時期に気になる顔のべたつきや蒸れ対策に選びたいマスクです。
こちらの和紙マスクは、マスクのポケットに銅のシートが挿し込まれていて、銅の持つ殺菌効果や防臭効果によって、菌の繁殖を食い止めることでイヤな匂いの発生を防ぐ防臭効果も持ち合わせています。
素材2.水着
最近マスクの購入を考えてネットを検索すると「水着素材のマスク」をよく見かけるようになりました。
こちらもマスクと水着ってあまり結びつかない気がしますが、意外に水着素材はマスクの素材にピッタリなんですよ。
水着素材のマスクは
・抜群の伸縮性
・洗っても型崩れしにくい
・速乾性がある
・顔に馴染みやすい柔らかなつけ心地
という特徴があります。
何度も洗って繰り返し使いたい派には素早く乾く素材で洗っても型崩れしないのは嬉しいですよね。
フィルターを入れるポケットが付いていて、今ならフィルターも20枚付いてくるのでお買い得ですよ!
耳のゴムもアジャスター式になっているのも耳が痛くならなくて嬉しいですね。
素材3.ニット
ニット素材はお肌にも優しく肌触りも良い印象がありますよね。
マスクに使われて、洗えるなら是非使ってみたい素材です。
無縫製で3D立体形状で編み立てているので、口元にマスクが密着しないで暑苦しくなりません。
ただ、ニット製マスク単体は一般的な不織布の衛生マスクとは異なり、ウイルス・花粉をカットする機能はありません。咳やくしゃみの飛沫防止、各種アレルゲンの曝露低減が使用目的です。
銀をハイパーイオン加工した糸を使って作っているので、抗菌防臭効果が期待できます。
また、日本製なのも安心して使えるポイントですね。
素材4.シルク
シルクと言うと光沢があって少し贅沢な素材の印象があります。
しなやかな肌触りに加えて、吸放湿性、保温性などによる着心地のよさがあり、他の繊維にはない固有の特性がシルクの魅力といえます。
マスクにシルクが使われていたらさぞかしお高いのではと敬遠しがちですが、洗って繰り返し使える点を考えると思ったよりお高くない価格で購入することができますよ。
レビューでは、シルク独特の質感で着けた時にひんやりするという意見もあります。
内側の素材はシルクですが、外側の素材は遮熱効果とUV効果のある生地を使用していて、夏には蒸れにくく冬は温かく使えてオールシーズンおすすめな素材です。
素材5.レーヨン
レーヨンは綿やシルクのような天然素材ではなく人工的に作られた素材です。
下着などでも多く使われている素材ですが吸水性に優れているために、夏に試したいマスクの素材と言えますね。
マスクを着けた時にひんやりと感じる接触冷感のある薄手の素材で作られているので、夏に着けるマスクとしてはおすすめです。
UVカットも出来る点でも優れものですね。
デザインにこだわりたいなら夏もおしゃれな洗えるマスク
最近は様々な素材や柄の布で手作りマスクを楽しむ人が多くなってきましたよね。
勿論手作りも素敵ですが、時間のない人はやはり購入した方が早いです。
市販のマスクも今はデザインにこだわったおしゃれなマスクがたくさんあります。
おしゃれ1.
女性らしいいレースのマスクはいかがですか。
みんなに「素敵~」って言われること間違いなしですよ♪
接触冷感のマスクで、マスクを外した時のケースも付いてくるので気が利いてますよね。
おしゃれ2.
手ぬぐいで作られている呉服屋さんのハンドメイドマスクです。
手ぬぐいの可愛い柄が20種類から選ぶことができるなんてワクワクしますね。
マスクはポケットが付いていて、マスクの下部分を縫い付けることによって保冷材も入れられるようです。
おしゃれ3.
小さめでカラフルなマスクはキュートな印象を与えます。
生地はコットンを使用していて、洗った後も乾きやすい素材を使用しています。
マスクの紐は結んでない状態で届くので、自分に合ったサイズに結んで使えるのも嬉しいマスクです。
何色にしようか迷ってしまいますね。
まとめ
新しい生活習慣の始まりによって、マスクはオールシーズン着用があたり前になっていくと思われます。
冬は暖かく防寒の役目も果たすマスクですが、夏は顔に熱がこもって熱中症のリスクが高くなるというマイナス面があるのでマスク選びには気を付けなくてはなりません。
しかし、様々な企業が夏に向けて涼しく快適に着けられるマスクを開発しているので、マスクも衣替えをして、ウイルス対策を心掛けましょう。