お正月には可愛いお孫さんと過ごすという祖父母さんも多いのではないでしょうか。
そこで、お正月に付き物といえば「お年玉」です。
48歳で2人の孫持ちになった、おはぎです。
とフト考えたことありませんか。
お孫さんの年齢や状況によってお年玉の相場って気になりますね。
- お年玉はいつからあげていいのか
- 年齢別のお年玉の相場
- お金以外のお年玉
今回は年齢別の相場も調べたので、是非参考にして下さい。
Contents
孫へのお年玉はいつからあげるのが正解?
孫へのお年玉をあげていい年齢については、正解はありません。
ただ、お年玉をあげる基準は2通りあります。
- 生まれて初めてのお正月からあげる
- お金の価値が理解できるようになったらあげる
どちらの場合も祖父母や両親の考えにより様々です 。
0歳からお年玉をあげるパターン
孫が出来たら祖父母は無条件に可愛いですよね。
子育てにはお金がかかります。
0歳からお年玉をあげる場合は、これから先の子育て資金の私にして欲しいと言う願いが込められているのではないでしょうか。
もちろん好きなものを買ってあげてもいいのですが、赤ちゃん自ら欲しいものがいえないので、両親がお年玉を預かるのが現状です。
私も子供がまだ赤ちゃんの時にいただいたお年玉は子供名義の通帳に貯金していました。
これからの孫の健やかな成長の手助けのために「ほんの少しでもお役に立てたら」という思いでお年玉をあげましょう。
お金の価値が理解できるようになってからのパターン
お年玉をあげるなら、孫に直接喜んでもらいたいですよね。
個人差はありますが、3~4歳になると段々お金の価値が分かるようになってきます。
また、お金の大切さを教える意味でもお年玉はいいきっかけです。
お年玉を渡しはじめるタイミングは、孫の両親の教育方針もあるので事前に確認すると良いでしょう。
お年玉の年齢別相場
孫にお年玉をあげるにあたって、実際に「何歳にいくらあげたらいい」という世間の相場が気になりますよね。
おおよその世間一般なお年玉の相場を見ていきましょう。
0歳~5歳まで
赤ちゃんから小学校に上がるまでの未就学児は、子どもが自分でお金を管理したり使うこともありません。
特に0歳~2歳位まではお年玉は渡さない家庭も多くあるようです。
お年玉をあげたとしてもわずかな金額です。
3歳~5歳になるとお金に対しても多少分かってくるようになってきます。
その場合の相場も1000円~3000円程度です。
0歳~2歳のお年玉・・・お年玉なし~1000円程度
3歳~5歳のお年玉・・・1000円~3000円程度
他にも小さなお孫さんには、ポチ袋に「500円玉」を入れてあげるというお宅も。
ポチ袋を見たら500円玉が出てきて大興奮!ということもあるみたいで、楽しませてあげるのもいいですね。
小学生
小学生になると、ほとんどの子どもがお年玉をもらうようになります。
小学生といっても、低学年の頃と高学年ではお金に対する考えも変化していくので学年で金額の差が生まれる場合もあります。
低学年のお年玉・・・1000円~3000円
高学年のお年玉・・・3000円~5000円
高学年になると、今まで親が管理していたお年玉を自分で管理する子も増えてきますね。
「お年玉を貯めて欲しかったものを買おう」といって貯める子もいるのでお年玉の金額も少し上がっていきます。
中学生
中学生になるとゲームや、欲しいものが具体的になりはじめる時期です。
また、友達付き合いも広がり子ども同士で乗り物に乗って出掛けるようにもなってきます。
しかし、あまり非常識な金額を渡すのは喜ばれません。
中学生のお年玉・・・3000円~5000円
中学生が持っていても不自然ではない金額の範囲内が好ましいですね。
高校生
高校生になるとアルバイトをやりだす子も増えてきます。
とはいえ、アルバイトもしない子もいるので、金銭感覚のは個人差が見られます。
アルバイトをしていて、自分でお金の管理をしお小遣いに困っていないのであれば、ギフト券もありでしょう。
高校生のお年玉・・・5000円~10000円
家庭によっては中学生から変わらず5000円という場合もあるようですが、高校生は「5000円以上」を目安としましょう。
わが家のお年玉の相場は
わが家は、2020年12月現在3歳と1歳の女の子のお孫ちゃんがおります。
私はどちらの孫にも生まれた時からお年玉はあげているんです。
正直「生まれたばかりであげた方がいいのかな」と思いました。
しかし、娘が孫名義で通帳を作っていたのを知っていたので「おそらくその通帳に貯金をするだろう」と考えたんです。
もしも、貯金しなくてもおむつやミルク代の足しにしてくれたらいいなという思いからお年玉を渡しています。
金額は「3000円」です。
小学校に上がるまではずっと3000円でいく予定です。
祖父母のお年玉予算は高額化
引用:株式会社あおぞら銀行『「シニアのリアル調査」2018』
上記の表は孫がいるシニアを対象に一人当たりのお年玉の金額を調査した結果です。
孫の想定は「小学生」ですが、50代が5300円、60代が7600円、70代前半が8600円と祖父母の年齢が上がるとお年玉の金額も上がっていく傾向が見られます。
いつの時代も孫にあげるお年玉は、何だかんだいって祖父母にとっても嬉しい行事なんですね。
お金以外のお年玉もアリ
お年玉というと「お金」というイメージが多いですが、必ず「お金」でなくても構いません。
具体的にお金以外のお年玉というと以下のものがあります。
- 図書カード
- お菓子
- おもちゃ
「お金」以外をお年玉として渡すのは、やはりお金の価値がまだ分からない年齢の子が多いでしょう。
図書カード
図書カードは書店で使えるカードです。
小さなお孫さんなら、ご両親が絵本を買ってあげるのに使えるので喜ばれますよ。
また、意外にも高校生にも図書カードという家庭もあるようです。
お菓子
お菓子は、小さなお孫さんなら必ずといっていいくらい大喜びです。
年齢や好みに合わせて選ぶ幅もあるので、選ぶ側も楽しいですね。
でも、気をつけたいのがお孫さんのアレルギーです。
他にも「まだうちはチョコレートは食べさせてないんです」という家庭もあるので、選ぶ前に確認しておくといいでしょう。
おもちゃ
おもちゃも喜んでもらえるお年玉です。
しかし、お菓子以上に好みが分かれるので選ぶのが難しいかもしれません。
普段からどんなキャラクターが好きか、どんな遊びが好きかを把握しておくとおもちゃ選びの参考になります。
ポチ袋で楽しもう
お年玉といったら外せないのが「ポチ袋」です。
必ずといっていいくらいお年玉はポチ袋に入れて渡しますよね。
ここでは小さなお孫さんが喜んでくれそうなポチ袋をセレクトしてみました!
キャラクター
小さいお子さんなら嫌いな子がいないんじゃないかと思うくらい人気の「アンパンマン」のポチ袋です。
うちの孫もアンパンマンが大好き♪
お次は親子そろって大好きなご家庭も多い「ディズニー」のポチ袋です。
くり抜きからのぞくミッキーやドナルドが可愛いですよね~。
最後は2020年に爆発的なヒットを飾った「鬼滅の刃」のポチ袋です。
真っ赤のポチ袋に人気の炭治郎や禰豆子などのお馴染みのキャラクターが揃っています!
おもしろ
ポチ袋で「クスっと」笑いを誘うのも楽しいですね。
大した金額入ってなくても「とっておきたまえ♥」と上から目線が笑えます!
次は少ない金額をディスっているポチ袋です。
これは受け取ったご両親が笑ってくれるかも。
お次は見た目はちょっぴり怖いけどユーモアセンスばっちりのポチ袋です。
こちらも笑いが分かる関係なら使ってみたいですね。
干支
ポチ袋といったら昔から定番の干支の絵柄ですね。
高級感がある金色のポチ袋にかわいい干支の牛がほっこりさせます。
次はしめ縄にかわいい牛さんがつかまっていて、キュンっとしてしまうポチ袋です。
形も変わっていて目にとまりますね。
最後は昔ながらのお年玉袋の雰囲気を残しながらも、ピンクが可愛いポチ袋です。
干支の牛さんもちょこんと描かれていて可愛さ倍増ですね。
まとめ
孫にあげるお年玉には、年齢と金額の厳密な決まりはありませんでした。
ただ、おおよその相場は決まっているので参考にしていただけたら嬉しいです。
お年玉は、年齢と環境によって「お金」にこだわらずちょっとしたプレゼントでも大丈夫。
一番大切なのは、お孫さんやご両親に喜んでもらえることなんです。
可愛いポチ袋にお年玉を入れて、楽しい一年の始まりをお迎え下さい。